既存のAPIと簡単に連携し、新機能の提供を高速化する
デモを見るRealm Platformはリアルタイムの
データ同期を自動化します
Realmは簡単に既存のデータベースと連携します
既存のデータベースとRealmを連携し、モバイルアプリから簡単に利用できるようにします。Realmを介してより先進的にモバイルアプリから既存のデータベースを透過的に扱えます。
組み込み済みデータコネクタを提供、自由にカスタマイズ可能
Realmはよく使われるデータベースに対する組み込みのコネクタを提供しています。そのほか、50万個以上のNPMモジュールを利用でき、Node.jsを用いてカスタムのモジュールを作成することもできます。
サーバーサイドのAPI管理を統合する
デバイスからサーバーへのAPIコールを抽象化することで、ネットワーク帯域、バッテリー、およびCPUリソースの使用を削減し、レイテンシーを改善します。
動作の仕組み
APIブリッジの基礎
Realm Object ServerはRealmデータ変更だけでなく、外部のサービスやAPI — 古いレガシーシステムでもSalesforceのようなモダンなプロダクトでも — 変更を検知し、複雑なビジネスロジックを実行できます。
具体的には、Realm Object Serverのイベントリスナーが、データモデルの変更を監視します。例えば営業チームの担当者が新規顧客の情報をシステムに入力した、という場合です。Realmのイベントフレームワークを使い、このようなデータ登録をトリガーにして処理を実行するようにプログラミングします。例えば登録されたデータをSalesforceにAPIを使ってアップロードできます。
イベントリスナーはサードパーティ製データベースの変更も監視できます。例えば、Salesforce上で四半期の売上データに変更があると、営業チームのアプリに更新情報を通知するなどです。
このようなアクションはすべて完全にプログラム可能になっています。自由に複雑なビジネスロジックを組み合わせられます。Realm Object Serverと連携できる外部サービスやシステムの種類に制限はありません。
データ統合API: データ転送の整合性を保証
場合によっては、サードパーティ製の基幹システムとRealmを連携させたいことがあります。Realmと他のデータベース間のトランザクションが同期されていることを保証するために、Realmではデータ統合APIを提供しています。
データ統合APIは外部データベースが読むことのできるトランザクションログを生成します。このトランザクションログを介して、Realmが加えた変更と同じ変更をサードパーティ製のデータベースシステム側で実行できます。一時的に接続が切断された場合でも、このトランザクションログを使って同期を再開します。データが失われたり、順序が変わってしまうことはありません。
データ統合APIはEnterprise Editionに含まれています。
デモをお試しください
Scanner App
モバイルアプリとサーバーサイドの外部APIを、Realmをミドルウェアとして使用して連携させるシンプルなデモアプリです。このアプリは、サーバーサイドの優秀な画像解析システムと連携し、ユーザーが撮影したどんな写真でも、瞬時に処理して何が写っているのかを解析します。IBM Watson Visual Recognition APIが提供する、画像分類、顔検出、テキスト認識が含まれています。

-
同期されたデータに応答する
Realmのイベントハンドリングを使って、データがアプリから変更されたタイミング(例えば、新しい画像がアップロードされたとき)で、Watson APIを実行します。Watsonから結果が返ってくるとサーバーサイドのRealmは結果をサーバーサイドのRealmに書き込みます。そのデータはまたすぐにクライアントに同期されることによって、アプリに伝わります。
-
より複雑なイベントハンドリング
処理のトリガーとなるイベントは単にRealmにデータが追加されたというだけにとどまりません。複数のイベントからなる処理を組み合わせて複雑な計算を実行したり、新しいRealmを作成するといった、より高度なイベントハンドリングも処理できます。
-
レガシーシステムとの連携
イベントハンドラは数多くのレガシーなバックエンドシステムとモバイルアプリを連携させるブリッジとしても機能します。アプリケーション開発者は古い複雑なシステムを意識することなく、モバイルアプリでそのデータを利用できます。